日本樹木医会・長野県支部研修会で現地診断しました。
2004年10月11日
日本樹木医会・長野県支部よりの招聘により、長野県下伊那郡阿智村にある村指定天然記念物
「駒つなぎのサクラ」 〈推定樹齢400〜600年)を計測しました。
その昔、源義経が東山道を通って奥州平泉に向かう際にここで一休みして馬をつないだと伝えられ
当時の桜は枯れて今は2代目といわれています。
水を張った田んぼに映る満開の桜はカメラマニアの人気が高く村の観光資源となっています。
撮影場所は木製デッキが準備されていましたが木の周りは踏圧による土壌固結がみられました。

品種 : エドヒガン桜
Prunus pedula f. ascendens
樹高 : 13 m
幹周 : 580cm
計測レベル : 30cm
幹にコケが着生し衰退が著しく空洞があり
台風16号による枝折れが3本認められました。
巨樹になったために支えられなくなった枝が下垂しており補正腐朽率54%と腐朽が進行していることが判明。
長野県支部の樹木医さんからは村に対して土壌改良により防御帯を活性化させ健全部をより多くする
ほか不定根による空洞内の補強で樹勢回復をはかるなどの提言がなされました。
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