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SF-L樹液流速センサー 土壌水ポテンシャル測定用の新しいイクイテンシオメーター

●世界初の高精度毛管マトリックス(吸引力、土壌水分)測定器です。
●植物が生長する水ポテンシャルの全域(0〜1500kPaまたは0〜15bar)を測定できます。
●野外条件でメンテナンスフリー、許容範囲を超えても影響なし。
●広範囲の土壌や条件に対応した測定ができます。
●低電力消費(23 mA )
●設置が簡単です。
●シンプルな電圧計表示のデータロガーで測定データを記録します。
●連続野外テスト5年以上。
   テンシオメーターには、深い土壌用のアダプターの有無で、2種類のセンサーがあります。

■マトリックポテンシャルとは?

土壌の湿度を測定するには、土壌含水率(Soil Water Content SWC)土壌水ポテンシャル(ΨS)の2つの方法があります。土壌含水率とは一定の容積の土壌に含まれる水の量とオーブンで乾燥した土壌の重量との比率で表します。極微な量の水を可逆的に等温的に移動するために要する純水1単位あたりの仕事量をメートルポテンシャル(Ψm)で定義します。もし容積が特定された量であれば、ポテンシャルは圧力(パスカル)で表されます。マトリックポテンシャル(=吸引、毛管現象の複合効果による表面張力や土壌マトリックス内の吸引力 )は土壌水ポテンシャルの主要構成要素です、脱塩素水では全土壌水ポテンシャル(ΨS)はマトリックポテンシャルと同等です。

■なぜマトリックポテンシャルが必要なのか?

植物水関連の研究では土壌水の利用性(土壌の乾燥度)情報が必要です。
土壌の利用力は土壌含水率(SWC)ではなく土壌水ポテンシャル(ΨS)で表されます。
しかしながら両者はパラメーターで関係しています。

土壌水分利用性=水ポテンシャル=f(含水率、土壌特性)

土壌水分利用性は含水量と土壌特性の関数である水ポテンシャルとして正確に表されます。
水分利用性は必ずしも含水率だけに由来するものではなく、ある植物が含水率10%の砂地では盛んに生育しても、同じ含水率の粘土ではしおれて枯れることがあります。
たとえ含水率と土壌特性両方のデータがあっても、水ポテンシャルを導き出すことは簡単ではなく、実際の土壌水ポテンシャルを測定する必要があります。使いやすいポータブル測定器が少ないために、土壌-水分−植物関係の研究に含水率測定が利用されてきました。このような含水率に関する研究の欠点は、結果の再現性に欠けることや異なった土壌での比較ができないことでした。これまでに農業用の灌水量の閾値を決めたり植物-水関係に関する研究や役に立つ文献もありますが、各植物の要求をあ充たす最適土壌水分はいくらなのか?という質問には誰も答えられません。地球規模で考えてもこれは膨大な水資源のロスにつながります。この問題は研究活動や水資源管理において土壌水分の代わりに土壌水ポテンシャルを利用することで解決します。

■作動原理

平衡テンシオメータは水分センサーと平衡体の2つの部分で構成されています。
含水率センサーは平衡体に永続的に取り付けられ同時に平衡体での含水率を決定します。
平衡体は一定の土壌水分傾向を持っています。測定中は平衡体は周りの土壌のマトリックポテンシャルを取得し、この値は水分センサーに記録されマトリックポテンシャルに変換されます。
1907年(E.buckinham)以来、植物の土壌水分利用性を表す概念として水ポテンシャル(Ψ)が知られています。科学者やエンジニアたちた水ポテンシャル測定が重要なことを以前から認識しており、土壌水分ポテンシャル(Ψs)を直接測ることのできる装置が1世紀にわたり、いくつか開発されました。現在テンシオメーター、抵抗ブロック(gypsum block, watermark)サイクロメーターの3種類の技術だけが実用化されています。しかしこの3つの技術は測定範囲、精度およびコストの点で実用上限界があります。
野外条件下での土壌水ポテンシャルの正確なモニタリングは科学者の課題とされています。
■ 仕様
項  目 内   容
測定パラメーター  毛管水ポテンシャル
測 定 範 囲  0〜1500KPa ( 0 〜 15bar)
測 定 精 度  ±10 kPa(0 kPa 〜 - 100kPa) ,  10% ( -100KPa and  -1500KPa )
ヒステリシス  非常に低く,土壌の毛管水ポテンシャル変動にも追随します。
使 用 範 囲  土壌水文モニタリング、植物生理学, 土壌水状態, i灌漑管理など
応     用  長期間広範囲の土壌相に対応
インターフェース  必要入力 5-15V DC, 電流消費: 最大23mA, 出力:100-800mV DC.
ケース材質  ステンレススチール
樹体寸法  170mm(長さ) X 40mm(幅) X 20mm ( 厚み)
ケーブル寸法  標準ケーブル長: 5m,      最大ケーブル長:100m
重量  350 g (ケーブル別)

■機種選択参考データ
型  式 内   容
EQ15 / Basic  浅い土壌専用の基本型
EQ15 / Adapter  深い土中に設置するための延長チューブ連結用のネジが切ってあります。
EQ15 / 1m 延長筒  全長1 m 塩化ビニール延長筒
EQ15 / 2m 延長筒  全長2 m 塩化ビニール延長筒
EQ15 / ケーブル  EQ15用別ケーブル  推奨最大長さ 100m.
真珠粉  礫土壌での使用時にEQ15と土壌の接触改善に使います。
データ ロガー  ご希望により準備します。

■各種技法比較
技   法 範 囲(kPa) 利    点 欠    点
抵抗ブロック法 -100 〜 -700 ●安価 ●ユーザーによる個別校正が必要
●測定の信頼性が低い
●マトリックポテンシャル粗い推定のみ
サイクロメーター -200 〜      -10000 ●高乾燥土壌で使える       
●全水ポテンシャルが測れる
●湿った土壌では使えない
●土壌中で温度傾向に敏感 
●高価
●野外使用には不適
テンシオメーター 0 〜 85 ●比較的信頼できる ●乾燥土壌では使えない
●メンテナンスや修理が高価
●植物の水分利用性モニタリングに不適
平衡テンシオメーター 0 〜 -1500 ●比較的信頼できる        
●植物成長のマトリック         
●ポテンシャル全範囲をカバー       
●メンテナンスフリー測定  
●線形出力なし
  
詳しい資料は. >> PDF カタログ英文 0.4MB